うつ病とは?適応障害との違いや多彩な症状、回復を支える精神科訪問看護の役割を解説

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日常生活に支障が出るほどの気分の落ち込みや意欲低下が続くうつ病の解説図。

気分が落ち込みやる気が出ない。誰でもそんな経験はありますよね。 ただ、つらい状態が長く続き、日常生活にも支障が生じるようであれば、うつ病の可能性もありますよ。 心の風邪とも言われますが、こじらせて重症化しないように、病気のサインに気づき早めに受診するのが重要になります。

重症化を防ぐために知っておきたい「心の風邪」うつ病の早期受診の重要性
一時的な抑うつ気分と、診断が必要な「うつ病」の違いを説明する比較図。

悲しい事があった時は誰でも気分が落ち込みます。その落ち込んだ気分を抑うつ気分。抑うつ気分が続いた状態をうつ状態と言います。一方でうつ状態が長く続き、生活にも支障が出て苦痛が強い場合はうつ病と診断される可能性があります。つらい時は早めに精神科医にご相談する事をお勧めします。

日常生活に強い苦痛や支障が出る場合に検討すべき精神科受診の目安。

気分の落ち込みや意欲の低下、不安・イライラなどの精神的な症状と、食欲不振・不眠などの身体的な症状もみられる事が。原因と思われる問題を解決しても気分が回復しません。仕事・家事・勉強などの社会的機能がうまく働かなくなり、人との交際や趣味などにも支障が出ます。

不安やイライラなど、うつ病に見られる主要な精神症状をまとめたイラスト。
食欲不振や不眠など、うつ病によって身体に現れる多彩な症状の解説図。
ストレスや環境の変化がきっかけとなる、うつ病発症のメカニズム。

多くの場合で重要な出来事のあとなど、過度のストレスを感じる状況で発症します。けど同じような経験をしても皆がうつ病にはなりませんよね。うつ病の原因は1つの事に絞る事はできず、元々の性格や幼少期の環境、遺伝(DNAレベル.)と複合的に影響しているようです。まだまだ、解明していない事も多いようですが…。

性格や遺伝的要因などが複雑に関係する、うつ病の多角的な原因。
特定のストレス要因から3か月以内に発症する適応障害の特徴。

人間関係のトラブル、家庭状況の変化など、明らかなストレスがきっかけで3か月以内にうつ状態になった場合は適応障害と診断される事があります。ストレスが繰り返したり、続いたりして、うつ状態が改善しない場合は本格的なうつ病になってしまう事も少なくない様です。

適応障害から本格的なうつ病へ移行しないための適切なケアの必要性。
周囲に理解されにくい発達障害の特性がうつ病の引き金になる背景。

発達障害の特性は外見からは分かりにくいので、周囲からは理解されにくいです。残念ながら、努力不足、不真面目などとみられ、本人が孤立する事も。少しづつ自信を無くし、自己否定感や罪悪感に悩み、うつ病を発症する事も少なくありません。つらい思いをする前に、早めにサポート体制を整える事が重要ですね。

自己肯定感の低下を防ぎ、孤立させないための早期サポートの重要性。

内服支援

正確な服薬と管理をサポートする、精神科訪問看護による内服支援。

うつ病の方は薬の管理が重要になります。訪問看護は、利用者が正確に薬を内服するだけでなく、間違えずに薬を補充する事ができるのかも観察し支援します。他にも、お薬の正しい使用方法や副作用の管理についてもお伝えします。時には医師とも連携しお薬の調整を一緒に行うこともあります。

副作用の観察とお薬の正しい知識を伝える、訪問看護師による服薬指導

状態観察

日々変化しやすい精神状態を専門職が自宅で観察し評価する様子。

うつ病の方は精神的な状態が日々変化しやすく、自分でも把握するのが難しい場合も多々あります。訪問看護で定期的に訪問し状態観察。精神状態の評価や症状の変化を把握。症状の悪化を早期発見し予防に努めます。必要に応じて医師をはじめ、多種職と連携を取りサポートしていきます。

症状の悪化をいち早く察知し、医師や多職種と連携する訪問看護の役割

日常生活支援

うつ病の回復に不可欠な、心身を休ませるための環境調整。

うつ病の方は一日中気分が落ち込むといった精神症状。眠れない、食欲がない、疲れやすいなどの身体症状。心身ともに症状が現れ、日常生活の支援が必要な場合もあります。まずは、心身の休養がしっかりとれる環境を整える事が大事。加えて、生活リズムや適度な運動などのアドバイスなども看護師が訪問した時に行います。

生活リズムの改善や適度な運動など、社会復帰を目指す日常生活のアドバイス。

うつ病は、抑うつ気分が長く続き、生活に支障が出る状態です。ストレス、性格、遺伝など様々な原因が複合的に影響し発症します。

精神科訪問看護では、服薬管理精神状態の評価を定期的に行い、症状悪化の早期発見と予防に努めます。また、心身が休養できる環境調整や、生活リズム・運動のアドバイスなどの日常生活支援を通じて、早期回復をサポートしてくれますよ。

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この記事を書いた人

作業療法士として20年間、患者様、利用者様のリハビリ業務を行う。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士。
病院・クリニック・訪問看護ステーションなど色々な施設で勤務。乳児、幼児の医療的ケアから発達障害児、精神疾患、医療度の高い神経難病や癌末期などの終末期と数々の患者様、利用者様に携わる。
現在は訪問看護ステーションに所属。
2025年9月には医療と福祉の為ホームページ制作会社 リハ-Webを起業。訪問リハビリの現場に所属しながら得意のWEBクリエイターとWEBマーケティングを生かしホームページやブログの制作も行う。
Xのフォロワーも1300人。医療と福祉の難しい内容を分かりやすく伝えることをモットーに記事を発信しています。

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