【地図で集客up】MEOとは?Googleマップで来店を増やす超基本と上位表示の裏ワザと対策

「MEOってSEOみたいに難しそう…」「専門用語が多くてよく分からない!」

そう感じているあなた。正直に言って、Googleマップ集客(MEO)を難しく考えるのは今日で終わりです!

MEOは、あなたの店を「いますぐ行きたい」と思っているお客さんの目の前に、最高のタイミングで差し出す最強のツール。実店舗を持つビジネスなら、やらない手はありません。

この記事では、MEOの基本から、ライバルを出し抜いてGoogleマップで上位表示させるための、シンプルだけど強力な裏ワザまで、徹底解説します!

目次

地図検索で「勝手に集客」する仕組み

MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップなどの地図検索で、あなたの店舗情報を上位に表示させるための対策です。国内では「ローカルSEO」とも呼ばれます。

たとえば…

あなたが渋谷にいるとき、急に「コーヒーが飲みたい」と思い、スマホで「渋谷 カフェ」と検索したとします。

このとき、検索結果の目立つ場所に、写真付きで表示される3〜4店舗の枠(ローカルパック)に入っているかどうかが勝負。ここに入れば、お客さんは迷わずあなたの店を選びやすくなります。

MEO対策は、この「ローカルパック」に割り込むための努力!ウェブサイト全体(SEO)ではなく、地図上での露出に特化しているのが特徴です。

上位表示の3大要素:Googleが重視するのはココ!

Googleマップの順位は、主に次の3つの要素で決まります。シンプルにまとめて考えましょう。

スクロールできます
要素意味対策のヒント
関連性検索キーワードとあなたの店がどれだけマッチしているか?プロフィールにサービス内容を詳しく書く
距離検索している人からあなたの店がどれだけ近いか?これは変えられませんが、情報を正確に!
知名度ネット上であなたの店がどれだけ信頼され、注目されているか?口コミの数と質、そして公式サイトの信頼度

この3つの要素をしっかり満たすことが、上位表示への最短ルートです。

医療や介護のサービスを選ぶとき、利用者は「安心」と「信頼」を最優先します。

Googleマップ集客(MEO)は、まさにその「信頼の証明」です。この記事では、集客の土台となるGoogleビジネスプロフィールの「超基本の5つの設定」を、医療・介護施設目線で解説します。難しく考えるのはやめて、今日から確実に実行できることから始めましょう。

「難しく考えない」がモットー!まずはGoogleが喜ぶ、超基本的な5つの設定を完璧にしましょう。

1. 【超基本】まず始めるMEO対策!これで信頼の土台が整う

MEOの全ての中心はGoogleビジネスプロフィールです。ここは利用者があなたの施設を最初にチェックする、「オンラインの受付」だと考えてください。

  • オーナー確認を最優先!:ハガキや電話で「あなたが正式な管理者です」と証明するまで、すべての機能は使えません。信頼性の第一歩です。
  • 情報を漏れなく詳細に:診療時間、サービス内容、専門分野、駐車場やバリアフリーの有無など、利用者が安心して来院・来所できるための情報をすべて埋めましょう。

※登録が難しい時はホームページ制作会社に相談してみて下さい。

2. カテゴリ設定で「どのような専門性か」を明確に

「あなたの施設は何を専門とする場所ですか?」をGoogleに正しく伝える作業です。利用者が適切な施設を選べるよう、あいまいな表現は避けましょう。

カテゴリが不明確だと、必要な人に検索で届きません。専門性を強調しましょう。

メインカテゴリ:最も重要なサービスを具体的に(例:ただの「病院」ではなく「内科」や「皮膚科」、ただの「介護」ではなく「デイサービス」)。

追加カテゴリ:提供している付随サービスも追加(例:「リハビリテーションセンター」「訪問介護」など)。

3. NAP情報の統一は「基本のキ

N(名称)、A(住所)、P(電話番号)の3点セットは、公式サイトや他の情報サイトを含め、ネット上のどこを見ても一字一句同じ表記に統一してください。

表記がバラバラだと、Googleからの評価が下がる事もあります。

:「医療法人〇〇会 〇〇クリニック」のように、正式名称を統一し、住所の表記(丁目/番地の書き方、ハイフンの有無)まで合わせましょう。

4. 診療時間と特別営業日は「命」

「行ったのに閉まっていた!」は、特に体調が悪い方や緊急性の高い利用者にとって最悪の体験になります。

営業時間は常に最新に:普段の診療時間に加え、休診日年末年始・お盆の特別営業時間、医師の午後の休診なども必ず「特別営業時間」で設定しましょう。

Googleは正確で最新の情報を優先的に評価します。

5.利用者やご家族に「口コミ(レビュー)」を依頼する

口コミは、第三者からの「安心のお墨付き」です。件数と評価の高さが、そのまま施設の信頼性となり、順位に直結します。

  • 依頼の仕組み:受付や待合室に「Googleでご意見をお聞かせください」と書いたQRコード付きの案内を置くなどの工夫を。
  • 誠実な対応が原則:ただし、特典(割引や景品)と引き換えに口コミを依頼するのはGoogleのポリシー違反です。あくまで「今後のサービス向上のため、ご協力をお願いします」と純粋にお願いする形が信頼を高めます。

基本設定で「信頼の土台」を整えたら、次は競合に差をつける「攻め」の施策です。医療・介護分野では、専門的な安心感と透明性が上位表示の鍵となります。

① プロフィールと説明文に「専門的なキーワード」を仕込む

カテゴリだけでなく、プロフィール文や「サービス」欄をしっかり使って、利用者が検索しそうな専門用語やキーワードを自然な文章で入れ込みましょう。

  • 例:
    • 「〇〇市でリハビリに特化したデイサービス」
    • 「土曜も診療している小児科専門の〇〇クリニック」
  • コツ: 地域名専門分野、そして安心できるベネフィットを自然に組み合わせましょう。ただし、キーワードを不自然に詰め込みすぎる行為は、信頼を損ねるため絶対に避けてください。

② 信頼感を伝える「施設内の写真と動画」を大量投入

医療・介護施設では、「清潔感」と「安心感」が写真の質を決めます。写真は順位だけでなく、利用者の最初の安心材料となります。

  • 定期的な更新: 季節の飾り付け、新しい設備導入時など、月に一度は頑張って写真をアップロードしましょう。
  • 透明性の高いクオリティ: 暗い写真や生活感のありすぎる写真はNGです。
    • 待合室・診察室・リハビリ室など、利用者が利用する場所の清潔さが伝わる写真。
    • スタッフの笑顔や、機器の利用風景など、不安を和らげる写真を選んでください。動画は施設の雰囲気を最も伝えるのに最適です。

③ 全ての口コミに「真摯な神対応」で返信する

口コミへの返信は、関係者様だけでなくGoogleも見ている、あなたの施設の誠実さを示す「熱意」の表れです。

  • 良い口コミ: 感謝の言葉と共に、具体的な内容に触れて返信し、次の予約や継続利用を促す一言を添えましょう。
  • 悪い口コミ: 感情的にならず冷静かつ真摯に受け止め、丁寧に謝罪し、「今後の改善策」を具体的に示しましょう。返信することで、口コミが増えるだけでなく、「利用者と真剣に向き合う施設」としてGoogleからの評価と、他の検索ユーザーからの信頼度も上がります。

④ Google投稿とQ&Aで「常に正確な情報」を見せる

プロフィール内の「投稿」機能で、最新の情報を発信しましょう。特に医療・介護分野で重要です。

  • 投稿内容の例: 医師の担当曜日変更インフルエンザワクチン接種の開始施設の空き状況介護イベントの告知など。
  • Q&A: 「〇〇の症状は診てもらえますか?」「料金はいくらですか?」など、お客さんの疑問に迅速に答えるだけでなく、よくある質問と回答を公式に自分で投稿しておくのも有効です。常に正確で最新の情報に保つことで、ユーザーの信頼度が上がります。

MEO対策は、小難しく考える必要はありません。

「Googleマップを見ている、不安を抱えた利用者様やご家族様」に対して、最も専門的で、正確に、そして心から安心できる情報を提供するという、最高の「オンラインでの安心提供」だと思えばいいんです。

大企業のような高額な広告費は不要!コツコツと基本を整え、信頼される情報を新鮮に保つ。これだけで、あなたの施設は地域の競合施設を抜き去り、本当に必要としている利用者に選ばれる存在となるでしょう。

さあ、今すぐあなたのGoogleビジネスプロフィールを開いて、専門的な視点で情報を見直してみましょう!

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この記事を書いた人

作業療法士として20年間、患者様、利用者様のリハビリ業務を行う。
病院・クリニック・訪問看護ステーションなど色々な施設で勤務。
その傍らで、関係者からの依頼もあり、得意のデザインを生かしホームページの制作も行う。

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